フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

4年半の料理修行を終えて地元信州に帰ってきました。帰国後の出来事、感じたことをつらつら書いていきます。

南仏の農園を見学。

ニース近郊の農園「Potager de Saquier」に行ってきました!


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パリで有名な野菜生産者、ジョエル・チボーさんの畑には行った事はあっても、さすがに南仏の畑は初めて。

凄く楽しみに来ました。


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到着して先ずはハウス内の畑から見学しました。見えるのは日本のカブです。

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生産者のピエールさんが採って切り分けてくれました。

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カブは正に日本の物で瑞々しい。


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これはクレソンです。
清水が無いのに育つ物なのでしょうか?

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からし菜などの葉物類もビッシリありました。
ハウス内はスプリンクラーが付いていて、定期的に水が撒かれるようでした。(確認すれば良かった、、。)

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日本の野菜に関する本も見せてくれました。研究熱心なのがよく分かります。

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外の畑に行く前に農園横で奥様アンさんが摘みたてのミントで作ってくれたハーブティーを頂きました。

これが本当に素晴らしく美味しいハーブティーでした。この景色を眺めながらのティータイムは何とも贅沢ですね、、。


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ちょっとした調理道具もあるので、地元のシェフを呼んでこちらの食材で料理を作ってもらい、大勢で楽しめるようになっています。
何とその第1回を担当したのが今回ここに連れて来てくれた友人シェフのタカさん。さすがです、、。

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暖炉調理も出来るみたいですが、その当日は他の事に使われて調理に使えなかったとか。タカさん、火口が少ない中、ご苦労様でした、、。

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こちらのハウスには木の葉のハーブ類がたくさんありました。

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少し採って渡されてはクシャクシャにして香りを確認しました。

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奥には当たり前のように鶏がいました。
どこまでも自然な生き方ですね、、。

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こちらは仏の手を意味する名の付いた仏手柑(ぶっしゅかん)。ミカン科で良い香りがしました。

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畑に降りる近くには蜜蜂の箱がありました。
まだ始めたばかりだそうで、養蜂にもチャレンジしているそうです。

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アーティチョークは畑という事も無く、本当に其処らに生えている感じでした。


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何段もある畑を下りながら、ピエールさんの話を聞いて行きました。

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壬生菜なんかもありました。

それらをピエールさんに一つ一つ頂いて試食しました。


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こちらはフヌイユ(ういきょう)と豆類の試食。

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そもそもまだ3月上旬で花が咲き乱れて、その様子は長野の5月上旬並み。それに野菜の味わいが濃くて素晴らしい。

農園脇にはアスペルジュソヴァージュやハーブ類が普通に生えていました。

南仏の太陽の恵みを感じましたね。

あの味わいなら料理はあれこれ手を加える必要性も感じませんし、この食材があるからあの南仏料理と妙に納得。

そういえば南仏に来てバターや生クリームは一切食べていません。


地産地消、適地適作」


本当に理想の畑がここにありましたし、凄く良い勉強になりました。

農業は定年の無い仕事ですから、長野では何を作れるかを考えながらいつか自分もあんな素晴らしい畑が作れたらと思いました。


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