フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

選果の手伝い。

仕事の休みの日を利用して信州某ワイナリーで選果の手伝いをさせて頂きました。

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朝から地元のおじさん、おばさんに混ざって搬入されたメルローの選果を行いました。

収穫された葡萄は除梗(じょこう)されて果粒と梗に分けられます。
梗は葡萄の粒が付いている小さな枝です。梗を取り除く事により、梗の持つ不快な香りや味わいがワインに付くのを防ぎます。

除梗機に放り込まれて果粒になった葡萄はベルトコンベアーに乗りゆっくり流れてきます。その葡萄に残った梗を取り除いていきました。
自分は列の1番最後だったので、小さな物ばかりで目がしんどかったです、、。

仕事の合間には以前からお会いしたかった醸造長の方とお話する事が出来ました。
ワイナリーで以前から欲しかった物があったので、一緒にお願いしてきました。

地元にこれだけたくさんのワイナリーがあるのは自分にとっては有利な点だと思います。
こうした地の利を活かした料理を作りたいですね。(再来週のワイン会に早速使うつもりでいますが、、。)
その為にも足繁く通って、良い人間関係を築いていきたいと思います。(今回も紹介して頂いたS氏に感謝です。)

夏前から仕事以外は畑仕事。
夏場も休み無く夏後の休みはワイナリー。
本当に休みの無い日が続いていますが、冬になれば暇ですからね。それまでは気合い入れて頑張りたいと思います。