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フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

4年半の料理修行を終えて地元信州に帰ってきました。帰国後の出来事、感じたことをつらつら書いていきます。

ティルプスで食事。

イギリスの友人夫婦が来日するという事でフランス時代の友人ナオさんがカンテサンス跡地に開いた「TIRPSE(ティルプス)」に4人で食事に行ってきました。

イギリスの友人夫婦シュン吉兄さん、マイコさん、ティルプスのパトロンのナオさん、パティシエールのキリコさん、皆なフランス時代の友人です。
自分は過去2回お店に来ていますが、開店お祝いに顔を出したり飲みだけでしたので食事は初めて。フランス時代の友人達との食事を凄く楽しみにきました。

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「TIRPSE」はフランス語の「ESPRIT(精神)」を逆さにした言葉で、フランス精神を隠し持たせた店名です。
席に置かれたメニューには、そんなお店のコンセプトが書かれています。

メニューはお任せ1本のみ。この日はデセールまで含めて10皿構成でした。
(写真が上手く撮れていないので、何品か省いて書いています。)

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「玉ねぎとアールグレイ

以前にも出して頂いたこのお店の定番アミューズ

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「イカとフヌイユ」

イカというと自分はPassage53で働いていたので佐藤シェフの「イカとカリフラワー」を連想してしまいます、、。
フヌイユと柑橘の香りが心地良い。パリならシトロンキャビアかな、、なんて思いながら食べていました。

シャンパン、アルザスのリースリングを頂いた後はナオさんからブラインドで。黙り込んで考えるワイン好き4人、、。正解はこのワインでした。

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「Saint-Romain 2008」(De Montille)

VTだけ正解。最近ワインを飲んでいないのでよく分からん、、。皆がシャブリと間違えるくらいミネラル一杯でしょっぱい⁉︎ワイン。

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「柿とフォアグラ」

この組み合わせ、うちの裏にある柿を眺めながら自分も考えていました。あくまで違う形で。
僕はこんな風に綺麗に作れないので、まさか東京のシェフは綺麗に作るな、、と思いましたね。

フォアグラに合わせたワインはこのロゼでした。

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「Rosé d'un jour 2010」(La Ferme de la Sansonnière)

ロワールのマルク・アンジェリのワインですが、面白いネーミング(AOCのロゼ・ダンジューを名乗らず、ロゼ・ダンジュール)だったので調べると、昨今の酷いロゼ・ダンジューに対してあえてAOCを名乗らず「在りし日のロゼ」だとか。
半甘口のロゼがコース途中のフォアグラにも合いますし、その後のワインにも嫌味な甘さが残らないでいいですね。このワインの使い方は勉強になりました‼

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ラカンの鳩。
綺麗な火入れで凄く美味い。量もこのくらいあると嬉しいですよね。
鳩というとPassage53で焼いていた時を思い出します。なかなか上手くいかないでよく佐藤シェフに怒られました、、。

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赤は「Saumur Champigny Le Bourg 2004」(Clos Rougeard)

フランスでこのワインを覚えてから大好きなワイン。カベルネ・フランのイメージが一変します‼

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「恋水」と題したデセール前の一皿。
器を持って口を付けて食べる(飲む)方法は茶道に通じますかね。(そういえばナオさん、茶道していたかな⁉︎)

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キリコさんのデセール。
パリ時代から光っていましたよね。知り合いのジャーナリストの方もいつも絶賛していました。前回のモンブランもそうですが盛り付けは勿論、コースの流れを崩さないバランスの取れた味わいが流石ですよね。一緒に働きたかったな、、。

バナナのスフレを挟んでガレットの季節なのでこちらも。

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マイコさんが誕生日なので、誕生日デコレーション。フェーブを当てたのは勿論マイコさん。

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食後の茶菓子も抜かり無く。


他のお客さんが帰った後は音楽にDaft Punkかけてノリノリの食事。ナオさんの適度に崩れたサービスも楽し過ぎる。
レストランは料理が美味しいだけが全てではないとつくづく思いました。
一緒に食事する相手、サービス、空間、いろいろな要素が美味しい料理を更に美味しくしてくれますし、こんな楽しい食事は久しぶりです‼

本当にフランス時代の友人達が集まっての楽しく美味しい食事でした。
ナオさん、キリコさん、寺田シェフ、お店の皆さん、ご馳走様でした‼

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(パトロン、はしゃぎ過ぎw)