フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

木村農園で収穫。

北海道2日目は余市の「木村農園」で収穫のお手伝いをしてきました。

ワインを造っている人なら誰でも欲しがる木村さんのピノ・ノワール。前日、収穫をお手伝いした「Domaine Takahiko」のピノ・ノワールもここの葡萄が使われています。

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左のボトルのエチケットに書いてある「Kyumura(キュムラ)」は「木村」をフランス語のようなニュアンスで言った言葉です。
以前から実際にお会いしてみたかったですし、畑やそこになるピノも味わってみたかったので今回の収穫のお手伝いをお願いしました。

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この日も絶好の収穫日和でした‼

写真が広々としたピノ・ノワールの畑です。平らな土地が多い北海道ならではでしょうか、、。広くて綺麗な畑です。

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これが木村農園のピノ・ノワール

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長い物で樹齢30年以上だそうです。立派な幹ですね、、。まだピノ・ノワールの歴史の浅い長野県でこれだけの樹は見たことがありません。
地面はこの時期葡萄が余計な雨水を吸わないように雑草を生やすそうです。収穫終了後はネズミが出るのでまた刈るそうです。実際に行って見てみないと知らない事ばかりですね、、。

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前日と同じくお昼は僕持参でワインを飲みながら収穫隊の皆さんと食べました。葡萄畑の真ん中で取る食事は最高です‼

午後の収穫の間も木村さんから色々なお話を聞く事ができました。ちょっとした会話から新しい料理のアイデアも浮かびました。

この2日間は余市を中心に回ったのですが、知らない事柄がたくさん見れた事が大きな経験になりました。また、長野の畑との違いもよく分かりましたね。

本当に素晴らしい収穫体験が出来た2日間でした‼

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