Domaine Takahikoで収穫。
北海道初日は余市の「Domaine Takahiko」で収穫のお手伝いをしてきました。
長野県の小布施ワイナリーの次男に生まれ、栃木のココ・ファーム・ワイナリーで栽培責任者を務めた曽我貴彦さんのワイナリーです。
長野に所縁のある方ですし、僕自身も小布施ワイナリーはいつも行っているワイナリーでしたので、貴彦さんのワイナリーには是非一度行きたいと思っていました。今回は自分の休みと北海道の収穫時期が上手く重なったので収穫に参加させて頂きました。
この日は天気にも恵まれて収穫日和でした。
これが収穫用のハサミで、下がピンセットになっていて採った葡萄の悪い部分を細かく摘まんで選果できます。
これが灰色カビ病。
今年は無農薬に挑戦したそうですが、天候的にも難しい年で大量発生してしまったそうです、、。この日は収穫の終盤で特に酷い地域だったので、悪い葡萄が入らない様に選果しながら進めていきました。
昼前には貴彦さんのアイテムを試飲させて頂きました。これは北海道限定販売のロゼです。
これはシードルです。
イギリス種のリンゴを使っているそうで、かなり酸味が強いです。
ケルナー'11も試飲。
この時点で抜栓から一週間だそうですが、ようやくこなれてきた感じがしました。だいぶ寝かせないと難しいワインかもしれないですね。
昼休みには貴彦さんや収穫隊の皆さんと一緒に僕持参のワインを楽しみました。
城戸さんのPRシャルドネ'11。
今回、北海道を案内して頂いた方のリクエストにお応えしました。北海道ではなかなか手に入らないワインだと思ったので、皆さんに喜んで頂けて良かったです。
ブラン・ド・ノワールの仕込みも見学させて頂きました。手作業で一杯一杯バケツで葡萄を放り込んでいます、、。
貴彦さん曰く、これだけお金をかけなくてもワイン造りは出来るんだぞ、と言う事を実践したいそうです。それにしても大変そうな作業です、、。
早速、絞られたジュースを飲みましたが、甘くて美味しい‼
これは絞り始めてしばらく経った後のジュースですが、色合いが全然違いますね。
かなり選果に気を遣いながらの収穫だったので一日でこれだけでした。
だいぶ収穫量は減ってしまったみたいですが、葡萄自体は良い出来のようで美味しいです。
この日は初めて貴彦さんとお会い出来てたくさん話も出来ましたし、こうして初めての垣根の葡萄の収穫も出来たので大満足の北海道初日でした‼