フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

Garance でワイン。

ワインリストは下は30ユーロくらいから上は10000ユーロ越えまで幅広いですね。

若いのから古酒まで揃えているからどんなお客にも対応できそうなリストでした。

結局、Garanceで飲んだワインはこの1本。

 

「Clos Saint Urbain Rangen de Thann Riesling 1999」(Zind Humbrecht

 

タン村のランゲンにある特急畑クロ・サン・チュルバンは、アルザスの最南端に位置する広さ19ヘクタール弱の区画で、ツィント・ウンブレヒトの単独所有です。
パリ初日で胃の調子を考えて1本で通そうと思い、連れの友人ソムリエが選んでくれました。

リストはブルゴーニュの白をはじめ豊富な中から古いアルザスを頼むとはさすが!!
Arpegeのような野菜中心でバターが入る料理にはすごく合いますね。

アルザス講義も聞けて、アルザスワインの魅力を再発見した食事になりました。

ソムリエの友人に感謝です。

 

通常、ブルゴーニュの白を頼まれることが多いであろうお店のサービスも、アルザスの変化球できたから喜んでいましたね。他のお客が帰る頃には打ち解けて、店の残りのワインを飲みながら盛り上がってしまいました。

 

いやいや、初日から楽しい食事ができました。