フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

初めまして。

初めまして。

フランス料理のcuisinier(料理人)のmitsuです。

 

4年半のフランス料理修行を終えて、自分のお店を開く為に地元である長野県佐久市に帰ってきました。現在、独立に向けて準備中です。

(4年半のフランス生活を書きつづったブログ「フランス パリ料理修行。」はこちらです。)

 

フランス料理の偉大な先人フェルナン・ポワンはこう云っています。

「若者よ、故郷へ帰れ。そしてその街の市場に行き、その街の人の為に料理を作れ。」と。

 

長野県は豊富な果物、山菜やキノコなどに恵まれ、乳製品やジビエもあります。(唯一、海の魚が無いのですが、、。)それに、美味しいワインもあります。

県では新規の農業就農者に対しての支援制度があり、これによって若い僕と同世代の就農者が増えています。これまでの農協に頼りきった仕事をしない為、少量でもバラエティに富んだ素晴らしい野菜が生産されています。

 

こういった条件から、東京や大阪といった大都市を除いた地方では唯一フランス料理をするに適した土地だと思っています。

 

ただ楽しい人生を送りたければフランスに留まっていたと思います。

しかし、他の地方にはないフランス料理を行うに適した土地がたまたま自分が生まれ育った地元という偶然は運命だとも思っています。

何か自分を育ててくれた地元に恩返しがしたいと帰国を決心しました。

 

まだまだ目途の立たない話ではありますが、良い事も悪い事も含めてつらつら書いていこうと思います。

どうぞ、よろしくお願い致します。